双極性障害の認知行動療法ワークショップ開催のお知らせ(道内初!)

センターでは来る平成28年5月22日(日)に、下記の要領で「双極性障害の認知行動療法ワークショップ」を行います。

双極性障害は従来から生物学的要因が強調され薬物療法が主役でしたが、一方で多くの心理社会的問題をも抱えています。近年、双極性障害に対する認知行動療法(CBT)が開発され、再発予防、症状緩和、心理社会機能、アドヒアランスの向上などに一定のエビデンスが報告されております。双極性障害のCBTは、ストレス-脆弱性モデルに基づき薬物療法を補完して行われるのが基本ですが、単極性のCBTとはモデルと力点がやや異なっています。
本研修では、特にLam DHらが提唱している双極性障害のCBTについて、その理論を習得し、特有の事例定式化、実際の認知的・行動的介入の方法、前駆症状の同定等の基本技能をワークも通じて身につけることを目指します。北海道では初のワークショップになります!
精神保健関連のどの職種の方も大歓迎です。初心者の方もこの機会に是非ご参加下さい!

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 双極性障害の認知行動療法ワークショップ 要項
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1.対象の方:精神科等の医師、心理士、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、保健師、産業カウンセラー、教師など精神保健関連の専門職の方CBTの基本についての知識が必要となります。出来れば、当センター主催のCBTワークショップ基礎編または類似のものを受講していることが望ましいです

2.研修期間:平成28年5月22日(日) 10:00~16:00(受付開始9:40)

3.研修主題:双極性障害に対する認知行動療法の基本

4.課程内容:

  • 双極性障害に関する総論
  • 双極性障害の認知行動モデル
  • 治療前評価(事例定式化)
  • 目標設定と導入
  • 主要な認知的・行動的介入技法
  • 前駆症状の同定と対処
  • その他の問題に対する介入

参考図書:DH ラム他著(北川信樹・賀古勇輝監訳)「双極性障害の認知行動療法」(岩崎学術出版, 2012)

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5.講師:

北川信樹(北海道認知行動療法センター理事長/北大通こころのクリニック院長)
賀古勇輝(北海道大学大学院医学研究科神経機能学講座精神医学分野講師)

6.研修会場:医療法人ライブフォレスト 北大通こころのクリニック・デイケアルーム(http://hokudai-ave.com)(札幌市中北区北10条西4丁目1-13クレドメディカルビル4F)

7.定員:30名(先着順)

8.研修費用:【センター会員】4000円 【非会員】8000円

9.申込方法:センターホームページ(http://cbt-hokkaido-net)トップページ左上の申込バナーから入ってフォームにご記入下さい。

10.お問合せ(メールのみ)

特定非営利活動法人北海道認知行動療法センター 事務局
MAIL:info@cbt-hokkaido-net

11.研修に関しての注意事項(必ずお読みください):

  • 定員を満たした後の受講希望はお受けできませんのでご容赦ください。申込受領メールは、受講の可否に関わらず、お申込みいただいた皆様にお送りいたします。
  • 申込受領通知を受けた後は期日までに速やかに受講料を振り込んでください(当日のお支払いは受け付けておりません)。振込が遅れますとキャンセル扱いになりますのでご注意下さい。振込振込料については負担できませんのでご了承ください。
  • 振込後当方から確認のメールは致しませんので、念のため振り込み票などを各自保管下さい。領収証は受講当日にお渡し致します。
  • 全講義を受講された方には修了証を授与いたします。遅刻、欠席、早退等ある場合には、修了証を授与できないことがございますのでご注意ください。
  • 受講をキャンセルなさる場合には、受講料振込期日までに必ず事務局にメールにてご連絡ください。
  • 受講料振込期間後の、受講者のご都合によるキャンセルの場合、受講料は返金いたしかねますので、ご了承ください。
  • 会員割引価格はセンターへの入会同時申込でも可能です。入会はHPの「入会案内」を参照し、別に手続きをお願い致します。
  • 昼食は各自でお願い致します

(会場略図)
専用駐車場はございません。お車の方は近隣のコインパーキングなどをご利用下さい。

略図